Moon Creative Lab(以下、Moon)と三井物産のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)チームは、6月のプライド月間を祝福しました。
「多様性」は世界中に拠点を持つ三井物産の本質です。しかし、多様性を理解し育むための追及は、地理的な活動だけにとどまりません。「多様性を力に」は三井物産の4つのコアバリューの一つです。
それでも「多様性って一体何だろう?」と思う人は多いかもしれません。三井物産の人事総務部は、D&Iに取り組んでいます。また、全社でD&Iに興味がある社員がアンバサダーとして日々、相互理解を深め、違いを活かし合える多様な企業へ育てる活動をしています。
ダイバーシティは、人種、思想、ジェンダーから社会構造まで、さまざまな場面で同質性を打破することを意味します。さまざまな人、さまざまな考え方が一緒になってイノベーションを起こすということです。
インクルージョン は、人種、性別、障害、その他の違いに関係なく、すべての人が受け入れられ、同じように扱われるということです。D&Iとは、国籍、宗教、性別、性的指向など、あらゆる違いを受け入れるということです。
Moonは三井物産のD&Iチームと連携し、2022年6月のプライド月間にいくつかのイベントを開催しました。世界中で既に認知されていますが、6月は単に祝うだけでなく、LGBTQIA+の人々への認識を高めるための議論や行動を応援するための1ヶ月です。
三井物産人事総務部ダイバーシティ推進室の平岡 杏菜さんと、MoonのLead UX Designerであり、現在、早稲田大学で企業文化とジェンダー・ダイバーシティの関わりを研究しているマチ・レゼンデは、共同で三井物産のD&Iアンバサダーを対象としたオンラインフォーラムを主催しました。
参加者は、クイズが組み込まれた参加型のプレゼンテーションを通じて、ジェンダー、セクシュアリティに関する理解を深めるとともに、どのようにLGBTQAI+のメンバーが安心して働ける職場環境づくりに貢献できるかを学びました。最後にはQ&Aセッションが行われ、後日、D&Iチームがフォーラムの内容を三井物産のD&Iポータルサイトに掲載しました。
日本を含む世界各地で行われた調査では、世界人口の少なくとも10%が、自らをLGBTQIA+と認識していることが分かっています。これは、私たちの周りの10人に1人が、LGBTQIA+のメンバーであることを意味し、企業内でも誰もが活躍できる、安全な空間を作るための政策と行動の推進が不可欠であることを証明しています。
文/マテウス・レゼンデ
Lead UX Designer
mateus@mooncreativelab.com
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2024年10月、Moon Creative Labは、イノベーション、建築、テック、スタートアップ、ベンチャー、アートなどに焦点を当てた、業界関係者向けイベントシリーズ「Design Palo Alto」のイベント第1弾を開催しました。